人生初めての金環日食ショー

ようやくというか、すでに昨日ですが、歴史的にも稀な金環日食
太平洋岸を中心に日本の大半の地域で観測できるということで、
生涯初めてのショーなので前から待ちに待っていました。


当日の朝から準備を整えたが、天気予報通り東の空が曇っていて、見られるのかと心配しました。
このまま見られないのかと思いきや、7時過ぎに雲の隙間から部分日食の姿が見えることができ、
金環日食が始まる5分前には空が空けて、太陽が照り、運よく稀なる金環日食の観察ができました。


金環日食といっても、鏡越しに太陽光を直接見ようとしても、普通の状態とほぼ変わらないので、
紙に小さな穴を開けて、その下の板にピンホールの原理のように穴を通った太陽光を当てて
小さな金環の形の模様として間接的に観察する形にしました。
本当は専用のグラスを使って太陽を見るものですけどね。
空は皆既日食のように真っ暗になるものではなく、スモッグのように少し暗く感じた程度です。


近所の人もちょうど同じ時間帯に観察していて、お互いに楽しくあいさつできました。
他の人たちと一緒に見るのも何だかうれしい気分でした。


日食自体は地球上では毎年レベルで頻繁にありますが、僕が住んでいる所での全日食は大変珍しい現象であり、
次回地元で見られるのは金環の2041年とかなり後になります。
2035年にも本州の一部地域で皆既日食が見られますが、僕の地元では見られないので、数百キロ移動して
見ることになるかと思います。
いずれにしても遠い未来のあの日を忘れずに待ちたいところです。